Uber AI Solutionsは稼げるのか?実際に登録してみた実体験レビュー

Uber AI Solutionsのイメージ図

結論:2025年11月時点、Uber AI Solutionsで「稼ぐ」のはほぼ不可能です

まず最初に結論を書きます。2025年11月末の時点では、Uber AI Solutionsで日本から安定して仕事を受けられる状況にはありません。
ただし、登録自体は無料で、維持コストもゼロ。アカウントさえ作っておけば、将来プロジェクトが動いた際にすぐ参入できるというメリットは残されています。
本記事では、私が実際に2ヶ月以上かけて登録とVerificationを完了させた全プロセスと、その結果どうなったのかを詳しくまとめます。

1. Uber AI Solutionsとは?

Uber AI Solutionsは、2024年頃から本格的に動き出した、Uberが運営するAIデータ関連のワークプラットフォームです。
Uberといえば配車やフードデリバリーサービスの印象が強いですが、近年はAI開発に積極投資しており、その一環として

  • AIデータの分類
  • ラベル付け
  • 翻訳
  • 評価タスク
  • LLM向けのデータ生成

といった業務を外部ワーカーに提供しています。
同種のプラットフォームとしては Outlier、OneForma、Mercor、DataAnnotation などが知られており、Uberもその市場に参入する形です。

とはいえ、日本語の情報はほとんどなく、実際に日本から仕事ができるのかどうかは登録してみないと分かりません。
この記事では、私が2ヶ月間実際に登録して検証した実体験をまとめます。

2. 実際に申し込んだ流れ(全時系列)

2025年10月2日、Uber AI Solutions にアカウントを作成しました。
サインアップ後、提出を求められた書類は以下の3種類です。

  • Proof of Identity:Passport(パスポート)
  • Education:学位記 / 卒業証明書 / 成績証明書
  • Work Experience:履歴書(Resume)

ただし 全て必須ではなく、パスポートだけ提出すれば登録は進む仕様でした。
また、Uber AI Solutionsは現時点で、パスポート以外の身分証(運転免許証・マイナンバーカード等)は一切受け付けていません。

パスポートを持っていない人が「この仕事のためだけに新規取得する」のは、現状の状況を踏まえるとおすすめできません。後述しますが、2025年11月末時点で仕事はまったく出ていないためです。

書類提出後、ダッシュボードには次のように表示されます。

"Your submissions are under review which may take up to a week."
(審査には最大1週間かかります)

…しかし、ここからが非常に長かったのです。

● 11月1日:Biometric Consent の案内が届く

約1ヶ月待ってようやく動きがありました。
Uberの外部委託業者から「生体認証(Biometric Consent)に同意してください」というメールが届き、ここでパスポート情報を再度細かく入力したりする作業があります。

このプロセス自体は数分で終わりますが、本人確認サイトを使うため、正確な入力が必要です。

● 11月25日:Verification完了(メールは来ず、ダッシュボードで判明)

Verification完了のメールは何も届かず、ログインすると突然画面が変わっていました。

"Congratulations! You've unlocked all task types!"
(おめでとうございます!すべてのタスクタイプが解放されました!)

Verification自体はどうやら完了したようです。
ところが、その直後に残念なことが起こりました。

● 登録初期に表示されていたタスクがすべて消える

サインアップ直後は以下のようなタスクジャンルが一覧で表示されていました。

  • 画像検出
  • 手書き文字検出
  • 音声書き起こし
  • レスポンス評価
  • など、計7種類ほど

「これ全部できるのか?」と期待したのですが、
Verification完了(らしき)後、すべて消失

現在はこう表示されています。

"No task set available."

つまり、タスクが一つもない状態です。

● Uberサポートに問い合わせ → すべてテンプレ回答

タスクが出ない理由をサポートに問い合わせましたが、返ってくるのはほぼ毎回同じテンプレです。

Task availability depends on project requirements.
(タスクはプロジェクトの状況次第です)

個別に確認してくれる様子はなく、

  • 日本語タスクが存在するのか
  • 何か設定が間違っているのか

といった疑問は解消されませんでした。

● ネット上でも、日本人で実際に“Uberの仕事を受注できた”証言はゼロ

情報を探しましたが、

  • 日本人でUber AI Solutionsの仕事を受けた
  • 毎月安定して稼いでいる
  • 承認後にタスクが出た

という実体験は一切見つかりませんでした。

一方で、Redditの書き込みを探してみると、一部の英語圏のワーカーには仕事があるという書き込みを見つけることはできました。

3. まとめ:稼げるの?稼げないの?

現時点(2025年11月末)では、正直に言って、

『仕事はほぼない』というのが現実です。

やはり、Uberのように『誰でも簡単に入れる』プラットフォームには、仕事が溢れているわけではないようです。 逆に言えば、参入障壁が高い場所こそ、安定して稼げるということ。 私が時給40ドルで稼働できた『Mercor』は、面接が厳しい分、合格後の案件は豊富でした。本気で稼ぎたい方は、Uberで待ちぼうけを食うより、こちらに挑戦することをお勧めします。
  👉Mercor合格体験記:日本語スピーカーで挑戦した$40/h案件と最新募集案件

ただし、Uberに仕事が無いからとガッカリする必要はありません。

逆に考えれば、

  • 登録費は無料
  • 維持コストはゼロ
  • Uberという巨大企業のAI案件に応募できる状態

を、すでに作れたということです。

AIトレーナー業界は、
タスクが突然現れて一瞬で消えるという性質があります。
今日ゼロでも、数ヶ月後に動き出す可能性は残されています。

「パスポート1枚で、Uberの仕事ができる権利(アカウント)を確保した」

これは、将来のリスク分散としては十分に意味があります。

維持費はゼロです。もし明日、急にプロジェクトが動き出せば、すぐに稼ぎ始めることができます。

『動いていない今のうちに、種だけ蒔いておく』

これもまた、
リスク分散を徹底するAIトレーナーにとって、賢い戦略の一つであると考えましょう。


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